立憲の衆院選立候補予定者214人に、生方氏の名前なし
生方氏は21年10月11日夜、ツイッターを更新し、救う会の西岡力会長を訪問して謝罪文を手渡したことを明らかにした。ツイッターに公開された謝罪文は、次のような内容だ。
「この度は、私の著しい勉強不足と思い込みから、事実に基づかない発言をしてしまい、恥じ入るともに、深く反省しております。拉致被害者ご本人に対してあってはならない発言であり、拉致被害者のご家族の皆様を深く傷つけ、拉致問題解決にむけて続けておられる皆様の努力を踏みにじる非情な発言でした。発言の全てを撤回し、心から深くお詫び申し上げます」
「私の発言はいうまでもなく党の見解とは全く相容れないものです。今後、私自身、拉致被害者の生存を信じて、一日も早い拉致被害者全員の早期の帰国に向けて微力ながら全力で取り組んで参る所存です」
平野博文選対委員長は10月12日、衆院選の立候補予定者214人を公認したと発表。この中に生方氏は含まれていなかった。平野氏は
「結果的に追加公認という形はあり得るかもしれない」
とする一方で、生方氏の現時点の状況については
「今日の公認発表については辞退、こういう風にうかがっている、私どもとしては、この問題については相当影響が大きいと党本部として考えており、ご本人にいろんなことを申し上げている」
と述べた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)