プロ野球巨人は2021年10月12日、中田翔内野手(32)を1軍に登録した。打撃不振の中田は10月1日に出場選手登録を抹消されていた。
中田は8月に日ハムから無償トレードで巨人に移籍し、8月21日に東京ドームで行われたDeNA戦で移籍後初出場を果たした。
移籍後25試合で打率.125、2本塁打
翌22日のDeNA戦では「5番ファースト」でスタメン出場し、7回に今永昇太投手(28)から移籍後初本塁打を放ち存在感を見せたが、その後は打撃不振に陥り9月11日に出場選手登録を抹消された。
スポーツ各紙の報道では、中田はファームでの調整中に長嶋茂雄終身名誉監督から指導を受け、阿部慎之助2軍監督から打撃改善に向けた助言を受けたという。
中田は最短の10日間で1軍復帰を果たし、9月21日の広島戦で「6番ファースト」でスタメン出場した。ところがここでも打撃が向上せず9試合で24打数2安打と不振から抜け出せなかった。
これにともない10月1日に2度目の出場選手登録抹消となり、今回再び1軍に昇格した。中田の巨人移籍後の成績は25試合に出場して打率.125、2本塁打、5打点にとどまっている。