離島の生協でサーティワンアイスを売ったら... 2日半で「500個完売」の大ヒット、担当者「販売できて光栄」

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   東京から南へ約1000キロ、太平洋に浮かぶ小笠原諸島。約2000人が暮らす父島にある「小笠原生協」がサーティワンアイスクリーム(以下、サーティワン)を売り出したところ、「子供が泣き叫ぶ」ほどの反響があった、というツイートが話題を呼んだ。

   J-CASTニュースはツイートの投稿者で、小笠原生協で働くT氏(@teeeec_Official)さんに話を聞いた。

  • 小笠原村でサーティワンアイスを販売したところ…大ヒット商品に(T氏@teeec_Officialさん提供)
    小笠原村でサーティワンアイスを販売したところ…大ヒット商品に(T氏@teeec_Officialさん提供)
  • 小笠原村でサーティワンアイスを販売したところ…大ヒット商品に(T氏@teeec_Officialさん提供)

一番の「人気フレーバー」は...

「こういうニュース嬉しい」
「幸せについて教えて貰った気がした」

   2021年9月30日、ツイッター上に投稿された写真が、2万件のリツイートを集めるなど話題になった。

   写真に映っていたのは、父島にある「小笠原生協」の冷蔵庫に陳列された、1個340円のサーティワンのカップアイス。このアイスを生協で売りだしたところ、「子供は泣き叫び、島民大興奮」(ツイートより)となるほど、大きな反響があったというのだ。

   投稿したのは、小笠原生協で働くT氏さん。20年末に小笠原村へ移住した。10月7日、J-CASTニュースの取材に対し、T氏さんは「伊豆諸島などの各島から羨ましがられると思っていましたが、まさかここまで全国から羨ましがられるとは想定していませんでした」と反響への驚きを伝えた。

   10月10日、小笠原生協の担当者にも改めて話を聞いた。生協では「サーティワンのアイスを食べたい」という島民の声を受け、9月30日から販売を開始。すると、入荷した約500個が2日半で完売したという。

   アイスは週1回、東京からやってくる定期貨客船「おがさわら丸」で入荷している。取り扱っているフレーバーは7種類。最も人気があるフレーバーは「ポッピングシャワー」で、「コットンキャンディ」、「キャラメルリボン」が次ぐ。

   南の島での「大ヒット」に、生協の担当者は「販売できて光栄」と話す。今後はフレーバーを増やすため「サーティワンさんと相談中」だとした。

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