2021年10月7日夜に関東地方で発生した最大震度5の地震を伝えていた「NEWS23」(TBS系)の生中継で、放送事故のような出来事があったと、視聴者の間で話題になっていたのをご存じだろうか。
ハプニングがあったのは23時15分頃。画面に映し出されていたのは番組の放送局であるTBSの周辺たる東京・赤坂界隈で、街に繰り出した山本恵里伽アナウンサー(28)が通行人から揺れの最中の様子を聞き出していたが、その際、奇声を上げる人物がカメラに見切れたのだ。
どこからともなく「ヴァララララワワワワ!」
質問を受けていたのは若い男性で、山本アナからの質問に「横に大きく揺れましたね」「窓ガラスが割れるんじゃないかってぐらい心配でした」などとテキパキと答えていたが、「不安はまあ、とりあえず自宅の心配ですね」と答えた直後、どこからともなく「ヴァララララワワワワ!」とでも表記するしかない奇声がこだましてきた。
その直後、奇声の主とみられる人物が、インタビューを受けている男性の後ろを高速で走り去った。あまりの速さにその姿はブレていたが、黒っぽい服装であることは辛うじて確認できる状況だった。
あまりの突然の出来事に、男性はもちろん山本アナも言葉を失い、質問は中断。しばし、沈黙の時間が流れたあと、スタジオからは「山本さん、聞こえますか?」との質問が送られ、事態は収束するかに見えた。
しかし、中継上のトラブルなのか、スタジオからの声は山本アナにはハッキリとは届かなかったようだ。山本アナはイヤホンに手をかけつつ、「はいっ! もう1回よろしいですか?」と聞き返したが、これに対し、スタジオからは「山本さん」という呼び掛けがなされたが、やはり山本アナは反応しなかった。
すると、中継には再度奇声が響き渡る。「あぁあ~!」と大音量で裏返るその声が終わると、スタジオからは「こちら、いったん引き取ります」との声が流れ、中継先は別の箇所となった。
一連の様子については「今完全に放送事故起きて草」「赤坂やべえな...放送事故や」と、そのハプニングに驚く声が続々と上がったのだった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)