プロ野球のヤクルトは2021年10月10日、神宮球場で阪神と対戦し6-4で勝利した。
ヤクルトは4-4の同点で迎えた6回にピンチを招くも5番手・田口麗斗投手(26)が気合いの投球で無失点に抑えた。その裏に打線が2点を勝ち越し。チームはマジックナンバーを「9」とし、田口は5勝目を挙げた。
8日の初戦で糸井を三振に仕留めガッツポーズ
6回1死1、2塁のピンチで田口がマウンドに上がった。打席には代打・糸井嘉男(40)。田口は1ボール2ストライクと追い込むと、最後は137キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。
続く梅野隆太郎(30)を四球で歩かせ2死満塁となるも、島田海吏(25)を三球三振に斬って取った。このピンチを気迫で乗り切った田口はマウンド上で雄叫びを上げ、ガッツポーズで感情を露わにした。
こみ上げてくる高ぶりを抑えることが出来なかった。
8日に行われた同カードの初戦、田口は3点リードの7回にリリーフとしてマウンドに上がった。2死満塁の大ピンチで迎えたのは糸井だった。田口は糸井を三振に仕留めピンチをしのぐと雄叫びを上げてガッツポーズを決めた。
ド派手なパフォーマンスに反応したのか、打ち取られてベンチに下がる糸井は、田口を睨みつけるような仕草も見せていた。