すぎやまこういち氏死去、「東京五輪」思い出す人続出 ドラクエ曲は「第2の国歌」との声も

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「ロック調」と注文を受けたが、「聞き減りしない音楽」にこだわる

   産経新聞の17年2月25日付ウェブ版記事によると、すぎやまさんは、ドラクエの曲について、ゲーム会社から最初は「ロック調」と注文を受けた。しかし、自らも大のゲーム好きなすぎやまさんは、考えてクラシックの曲調で仕上げた。

   その理由について、「ゲームする人は何度も同じ楽曲を聞くわけですから、聞き減りしない音楽でなければなりません。なので、バッハやベートーベンの楽曲のように全人類が何百年聞いても飽きないクラシック音楽の方向性をめざしました」と答えたという。

   その言葉通り、「ロトのテーマ」などすぎやまさんが残した曲は、いつまでも「聞き減りしない音楽」であり続けているようだ。

   ヤフー・ニュースは、「みんなの意見」で「すぎやまこういちさんが関わった作品で、印象に残っているものは?」とのアンケート調査を行った。その結果、21年10月7日20時現在(約1万5000人が投票)では、「ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの楽曲」と答えた人が約65%と他を圧倒している。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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