「従業員がスカート盗撮」疑惑で運営謝罪 ユニバーサル・スタジオ・北京、開業前後にトラブル連発

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2週間で2度の謝罪

   一方で、トラブルも起きている。9月14日からUSBのテーマパークのチケット予約がはじまったが、チケットシステムへのアクセスが殺到。中国のネット上では、チケットを購入したものの、注文がキャンセルされるというトラブルが報告されていた。これを受け、リゾート側は14日、中国のSNS・ウェイボーで文書を掲載。システム上の異常があったことを認め、「このような状況でご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と公式に謝罪した。

   トラブルはこれだけにとどまらない。23日にUSBを訪れていた女性客は、園内で男性に盗撮をされたと25日にウェイボーで報告。女性客は駆けつけた警察官の捜査により、男性がユニバーサル・スタジオの労働許可証を所持していたことを明かした。男性のスマートフォンには、ほかの女性客のスカート内を盗撮した写真も保存されていたという。

   これを受け、リゾート側は26日にウェイボーで文書を投稿。「このたび、パークを訪れたお客様が盗撮されていたことにショックを受け、憤慨しています。その過程でお客様に起こったことを深くお詫びするとともに、フォローアップのために最善を尽くします」と園内で起きたトラブルを謝罪した。また、警察の捜査協力のため、当該の従業員を即日契約解除することを決めたと伝えた。

   中国新聞の27日の記事によると、23日に「ある女性」からユニバーサル・リゾートで盗撮されたと通報を受けた地元警察は、現場に駆け付け25歳の男性を逮捕。男性は違法行為を自白し、10日間の行政拘留が言い渡された、と報じられている。

   2週間で2度のトラブル発生。中国新聞は27日、こうしたトラブルが「観光客の悩みの種になっている」と伝え「今後の運営においては、スタッフのマネジメントやトレーニングを強化していくべきではないだろうか」と投げかけた。

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