大谷翔平「四球攻め」は打順も影響? 「後ろの打者が...」「そりゃ避けられる」ファン嘆き

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強打者トラウト、レンドンはケガで離脱

   大谷選手が13四球を受けた4試合では、いずれも大谷選手の後に右打ちのフィル・ゴスリン外野手がスタメンを張った。

   ゴスリンはここまで99試合に出場。規定打席未到達ながら、打率は2割6分5厘(以下、26日の試合終了時点)と、大谷選手(2割5分8厘)よりも高い数字を残している。一方で本塁打は7本と少なく、出塁率と長打率を足した打撃指標・OPSは.694。大谷選手が45本塁打、OPS.966(ともにリーグ2位)を記録していることを考えると、その差は大きい。

   ちなみに、現在大谷選手とホームラン王争いをしているブラディミール・ゲレロJr.(ブルージェイズ)の後続には、4試合ともホームラン26本、OPS.800のボー・ビシェットが入った。サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)の後ろには、ホームラン16本、OPS.752のアンドリュー・ベニンテンディが控えていた。いずれもゴスリンより、打撃成績は優れている。

   ツイッター上では、大谷-ゴスリンと並ぶ打順に対し、「後ろを打ってるのがゴスリンだしそりゃ避けられる」「右左意識してゴスリン置くから勝負されないんじゃ...」などの指摘が聞かれた。

   また、ホームラン27本、OPS.830の強打者ジャレッド・ウォルシュを大谷選手の後ろに置くべきという声や、6度のシーズン30本塁打超えを記録しているマイク・トラウト、19年にナ・リーグ打点王を獲得したアンソニー・レンドンといった強打者がケガで離脱していることに対し「大谷の後ろの打者がトラウトやレンドンだったらこんな事はないんだろうな」と嘆く声も聞かれた。

   4試合で13四球を受けた大谷選手は26日、10勝目をかけてマリナーズ戦に先発登板。7回112球1失点、10奪三振と好投したものの、打線の援護に恵まれず勝ち星を逃した。打者としては2番・投手で出場し、3打数1安打。四球はなく、ホームランも出なかった。なお、大谷選手の後続に入ったゴスリンは4打数無安打1三振だった。

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