「推し」の有無で人生変わる...? ドラマ「推しの王子様」が伝えた粋なメッセージ

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   俳優の比嘉愛未さんが主演するドラマ「推しの王子様」(フジテレビ系)が、2021年9月23日の放送で最終回を迎えた。視聴者からは、ドラマを通して伝えられたメッセージに感動する声が相次いでいる。

  • 比嘉愛未さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
    比嘉愛未さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
  • 「ケント様」の衣装に身を包んだ渡邊圭祐さん。ドラマ公式インスタグラムより
    「ケント様」の衣装に身を包んだ渡邊圭祐さん。ドラマ公式インスタグラムより
  • 比嘉愛未さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
  • 「ケント様」の衣装に身を包んだ渡邊圭祐さん。ドラマ公式インスタグラムより

乙女ゲームへの情熱を失ってしまった泉美に対し、航は...

   乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲーム)を手掛ける企業の社長である日高泉美(比嘉さん)は、自社で開発した推しキャラ・ケント様に心血を注いでいる「オタク女子」。

   次回作に悩んでいたあるとき、ひょんなことからケント様そっくりな青年・五十嵐航(渡邊圭祐さん)と出会うが、実態は残念なほどケント様と正反対だった。そこで泉美は、航を理想の男に育てることを決心。いわば「逆『マイ・フェア・レディ』」なロマンチックコメディーとなっている。

   (※以下、一部ネタバレを含みます)

   大手企業の傘下に入り、乙女ゲームへの情熱を失ってしまった泉美。スタッフたちに迷惑をかけないようにと、会社を辞め実家へ。自分を突き動かしていた乙女ゲームへの情熱も「推し」もいないいま、「わたしの居場所はどこなんだろう...」と考える鬱々とした日々を送る。

   一方、航はここまで育ててもらった感謝の思いをスタッフたちに明かし、「(泉水さんに)俺たちの作るゲームでもう一回好きになってもらいたい」と進行中のプロジェクトを進めることを提案。その思いは泉美にも届いていたようで、泉美はスタッフたちが作った新作ゲームをプレイし、乙女ゲームが好きだという気持ちを取り戻す。

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