逆に河野氏も中国へ弱い態度を取りづらくなるかもしれない
河野氏は、親族企業との関係をこれまでも公開している。しかし、この事実はマスコミは知っているが、一般には知られていない。このため、ネットで盛り上がっている。
というのは、国会議員の資産公開について、「政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律」で公開されているが、公開は閲覧であり、その場所は国会議員会館での閲覧に限られ、ネット公開されていない。河野氏にしてみれば、これまで公開していて、中国への態度で日和ったことがありますかということだろうが、マスコミはいまいち追及できない。
実際にどうなるか。ネットでの言われているとおりかもしれないが、これだけ言われると、逆に河野氏も中国へ弱い態度を取りづらくなるかもしれない。バイデン大統領が息子の中国との関係を指摘されたが、今のところ中国には厳しい態度だ。これと似たようになるのかどうか。
河野氏自身は21日の記者会見で、日本端子の中国拠点との関係をめぐって、もし政権についた場合「中国に毅然とした姿勢を示せるのか?」と問われると、「日本端子がどうであれ、それが私の政治活動に影響を与えるということは全くございません」と答えている。