ゴロフキン唯一の黒星はアルバレス戦
ゴロフキンは10年8月にWBAミドル級王座を獲得し、その後11度の防衛を重ねた。14年10月にはWBA、WBC王座を統一し、1年後にIBF王座を獲得して世界ミドル級3団体の王座統一に成功した。
43戦のプロキャリアで唯一の敗北は18年9月のアルバレス戦で0-2の僅差判定で敗れた。この採点を巡って世界のボクシング関係者から疑問の声が多く上がり、判定を不服としたゴロフキンはWBCに即時の再戦指令を要望。しかしWBCはこれを却下した。
ゴロフキン戦が実現すれば村田にとってプロキャリアで最強の相手となり、世界ミドル級王者の王座統一戦は日本ボクシング史においても過去最高級のビッグマッチとなる。