中田翔復帰は「正しい判断」だったのか 中島・ウィーラーの出番減で「逆効果」の懸念も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

逆転Vの切り札になれるか、それとも...

   このままでは終われない。球団も「中田再生」に必死だ。ファームでは阿部慎之助2軍監督が助言を送り、長嶋茂雄終身名誉監督もジャイアンツ球場の室内練習場で熱心に打撃指導を行った。

   その期待に応えようと、16日の楽天戦(ジャイアンツ球場)で2打席連続アーチを放つなど、6試合出場で22打数11安打、打率.500、4本塁打、13打点。満を持しての1軍昇格となった。

「ファームでは無駄な力が入らず、ボール球を見逃して甘い球をきっちり仕留めていた。あの打撃を1軍でも実践すれば結果は出ると思いますが、重圧は当然かかるし、簡単なことではない。代わりの選手がいくらでもいる巨人はチャンスがそう多くありません」(スポーツ紙デスク)

   中田は今季で野球人生が大きく変わった。試練を乗り越え、逆転優勝の切り札になれるか。(中町顕吾)

1 2
姉妹サイト