お笑いコンビ「ドランクドラゴン」鈴木拓さんが、嫌いだったお笑い芸人を告白した。
2021年9月20日放送の「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に出演した際の発言だ。鈴木さんが挙げたコンビの名前に、インターネット上では「さらっと言うな」「ニヤッとしてしまった」などの反応が出ている。
「はねトび」は「3カ月にいっぺん出られればいいぐらい」
番組では、ボクシングのプロライセンスを持っていた父がきっかけで、鈴木さんが幼少期から柔道やプロレス、ムエタイ、ブラジリアン銃出とさまざまな格闘技を身に着けてきたというエピソードが紹介された。
そんな父の死をきっかけに「好きなことをやろう」と芸人になることを決意したという鈴木さん。1996年に「人力舎」の養成所に入学し、相方・塚地武雅さんとコンビを組んだ。
コンビ結成から5年後、初のレギュラー番組「はねるのトびら」(フジテレビ系)がスタートする。鈴木さんは「これでドーンときて、生活は一変しましたけど」とする一方で、
「すごい... キングコング嫌いなんですよ、僕」
と発言。というのも、人気メンバーとの格差が激しく、キングコングと比べて鈴木さんは出番が極端に少なかったのだそう。
番組に呼ばれない間、鈴木さんは同じ境遇だった「ロバート」山本博さんらと格闘技の練習に勤しんでいたとして、
「腐ってました、2人で。ホントにやることなくて。3か月にいっぺん出られればいいぐらいで...」
と振り返る。人気メンバーである「キングコング」が嫌いなことについて、「単純に逆恨みです。キングコングに対しては。申し訳ないです」と開き直るのだった。
キンコンは「いけ好かねえの集合体」?
実は鈴木さん、21年8月31日放送の「チマタの噺」(テレビ東京系)でも、「僕、大っ嫌いなんですよ!キングコングが」と切り出し、
「(キングコングは)華もありますし、一緒に番組やってても真ん中にいて、逆恨みですよ、ただの。いけすかねえなって、嫌だなあって。みんなは西野(亮廣)のこと嫌いですけど、僕は梶原(雄太)の方が嫌い。西野もついでに嫌いになっちゃえと」
「あいつらを嫌いというと、みんな喜びます。たぶん、みんなの中の心の中にある『いけ好かねえ』っていう集合体がキングコングなんです」
と語り、その闇の深さに番組MC・笑福亭鶴瓶さんも爆笑。華がないことも強みになると励ますのだった。
一連の「キンコン嫌い」エピソードに対し、視聴者からは
「ホン~~トにキングコング嫌いなんだな(笑) 拓さんは」
「鈴木拓『キングコング嫌いなんすよ』にニヤッとしてしまった」
「すごいキングコング嫌いなんですよ僕ってさらっと言うなw」
「キングコング批判きたwww」
「逆恨みです!とはっきり答えてて面白かった。(中略)こんなに相手を傷つけない悪口があるのかと感心」
などと反響があがっている。