フジテレビ系で2021年9月20日に映画「HERO」が放送され、作中に登場する俳優の故・児玉清さんを懐かしむ声がインターネットに続々と上がっている。
同作は木村拓哉さんが主演を務める検事の久利生公平が難事件の真実を暴いていくテレビドラマシリーズの劇場版で、2007年公開(2015年には映画第2作が公開)。共演者には松たか子さん、阿部寛さんといった現在も主演級で活躍する実力派俳優を据えるなど、その豪華さもまた話題となった同作だが、併せて出演していたのが児玉さんだった。
「児玉清さんの微笑みを見ると泣けてしまう」
「HERO」シリーズにおいて、児玉さんは2001年1月期に放送されたテレビドラマ第1シリーズで東京地検の次席検事・鍋島利光役で出演。若手検事たる久利生の後見人としての温かいまなざしが視聴者の間で好評を博した。児玉さんは2011年に死去し、2014年に放送されたテレビドラマ第2シリーズでは写真出演のみとなっていたものの、作中での存在感は大きかった。
そのためか、20日の放送が始まるや、ツイッター上には「故・児玉清さん演じる、鍋島の存在感がまた素晴らしい」といった声が続々。他にも「児玉清さんの微笑みを見ると泣けてしまう」と、故人を偲ぶ声も上がっている。
また、「何だろ...児玉清さんがもう居ないなんて信じられない」「児玉清さんは未だに生きている気がする」とする声も上がるなど、その存在感の強さに思いを馳せるツイートも上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)