騒音報道YouTuberが「怒りの謝罪文」 誹謗中傷に反撃宣言も...「反省してる?」賛否広がる

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   深夜のコンビニ前での騒音トラブルが報じられた5人組グループYouTuber・コムドットのリーダー・やまとさんが、グループへの誹謗中傷を諌めるコメントをツイッターで発表した。

  • コムドットのインスタグラム(@com.youtuber)より。リーダーのやまとさんは中央
    コムドットのインスタグラム(@com.youtuber)より。リーダーのやまとさんは中央
  • コムドットのインスタグラム(@com.youtuber)より。リーダーのやまとさんは中央

「言い訳とも捉えられるかもしれません」

   やまとさんは18日、ツイッターに「世の中へ」との短いコメントを添え、黒背景に白文字で書いたテキスト画像を投稿した。

   コムドットは、9月14日発売の週刊誌「FLASH」で、深夜のコンビニ前で騒音トラブルを起こし、警察による職務質問を受けていたことが報じられた。報道を受けてグループは、インスタグラムのストーリーで釈明コメントを発表していた。

   コムドットは6月にも緊急事態宣言下でのYouTuberらによる大規模パーティーへの参加が発覚しており、その際も大きな批判を受けたばかり。

   やまとさんは今回のメッセージの冒頭で、騒音トラブルについて謝罪した。

「まずはじめに 今回の件で、近隣住民の方々、コンビニ関係者の方々に騒音という形で大きな迷惑をかけてしまいました。その点に関して、YouTuberである前に人間として間違ったであったと、100%自分たちに非があると反省しています。近隣の方々、コンビニ関係者の方々、本当に申し訳ありませんでした」

   一方で、自身らへの批判が過熱していることに対しては、「今回の騒動で僕が感じたことを少しだけ書かせてください」「言い訳とも捉えられるかもしれません」などとして、次のように訴えた。

「間違った事をしたのは僕たちですが、間違いを犯した人になら何をしても良いという訳ではないと僕は考えます」

   やまとさんは、コムドットが批判の域を超えた誹謗中傷・殺害予告などの被害を受けていると明かす。そのうえで、ネット上の誹謗中傷が原因となり命を絶った有名人についても触れている。

「僕は今回の件に対する一部の方々の反応に違和感を覚えました。暴力的な言葉を使った誹謗中傷、ファンを攻撃するリプライ、住所特定や僕の家に対するいたずら、殺害予告。これらは本当に必要なことだったのでしょうか? みんな正義感をはき違えてはいないでしょうか? 有名人になら何を言ってもいいのでしょうか? 誹謗中傷の犠牲になった有名人をもう忘れたのでしょうか?」

   やまとさんは、騒音トラブルについては十分に反省しているとした上で、度を越した誹謗中傷などの行為に対しては厳しい対応を取る姿勢を示している。

「僕は自分の犯した間違いを認め、反省しています。しかし、不当な誹謗中傷に対しては徹底的に戦っていくつもりです」

「ここまでの仕打ちを受ける必要はあったのでしょうか?」

   さらに、騒音トラブルを発端としてやまとさん自身が受けた殺害予告についても、具体的な例を挙げて伝えている。

「住所を特定された上での殺害予告を受けた時、家に誰かが来てドアを叩かれた時は、さすがに恐怖を感じたと共に、怒りを覚えました。それを心配した親から震えた声で電話が来た時、胸が苦しくなりました。自分の身から出た錆とは言え、一人の人間としてここまでの仕打ちを受ける必要はあったのでしょうか?」

   今回の声明を出した理由については、被害に遭った立場から情報発信をするべきだと考えたとしている。

「今回の件で、暴走した匿名の暴力の恐ろしさを、本当に強く体感しました。体感した僕だからこそ、このような発信をする使命があると考えました。今後、そのような攻撃に対しては、容赦なく警察の方に相談して対応していくつもりです」

   やまとさんは、誹謗中傷を繰り返す人々に対し、自身の行動について振り返り自制してほしいとしている。

「匿名で誰かを攻撃することは、その人のこめかみに銃口をつきつけ引き金を引くことに等しいと忘れないでください。そして、すでに何人も犠牲にしてきたことを忘れないでください」

「戦う僕たちを良く目に焼き付けておいて」

   コムドットのファンに対しても批判の声が向いていることを受け、やまとさんは「僕たちの今回の間違った行為で悔しい思いをさせてごめんなさい」として、視聴者に対しての謝罪も行なっている。

「僕たちは今後も自分たちの過ちに対しては正面から受け止め改善し、不条理な事に対しては徹底的に対抗していくつもりです。だから戦う僕たちを良く目に焼き付けておいて欲しいです」

「みんなが胸を張って『コムドットのことを好き』だって言えるように、これからも活動して行くので、どうか見守っていただければと思います」

   やまとさんの声明には、度を越した中傷に立ち向かう姿勢を称賛する声や、その一方で、謝罪と誹謗中傷に対する意見は別に発信するべきだとする声など、さまざまな意見が寄せられている。

「誹謗中傷は良くないことだからこうやって訴えるのはいいと思う」
「こんな辛い思いをしてそれを世の中に発信できるのが最高にかっこいいと思います」
「住所特定や殺害予告はやりすぎだと思う。でも、正直文面を見ても反省してますっていうよりかは、そっちに怒りが向いてる気がする」
「謝罪と注意喚起を混ぜたらいけないと思いました。そもそも注意喚起しなければならない状況を作ったのは自分たちなのですから」

   また、謝罪文に添えられた「世の中へ」とのコメントについて、「『世の中へ』ってツイートの仕方反省してる?って思っちゃう」 「『世の中へ』より『今回ご迷惑をおかけした皆様へ』だと思いました」などと違和感を示す声もあった。

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