元プロレスラーのアントニオ猪木氏(78)が2021年9月20日にユーチューブチャンネル「最後の闘魂」を更新し、猪木氏の驚異的な回復ぶりが反響を呼んでいる。
猪木氏は今年1月に腰の治療で入院し、その間に腸捻転にかかり5月中旬に手術を受けた。入院中にユーチューブチャンネルの同番組で経過報告を行っていたが、体重が減っている姿にファンから心配の声が寄せられた。
8月28日に退院を報告
8月28日には同番組で退院したことを報告。「私も病院を出たり入ったりしてましたけど、病院から一時退院じゃなくて一応様子を見ながらということで、今自宅の方に戻ったところで」と説明した。
9月20日にアップした動画では、親交のあるゲスト2人を招いてトークを展開し、冒頭で「元気ですかー!!!」と張りのある声で絶叫するなど順調な回復ぶりをみせた。
動画では猪木氏が19秒間絶叫するシーンが収められており、これにはファンから驚愕の声が上がった。
トークのやり取りの中でゲストから「よく下田の温泉なんか行くと車の中でワーって、いきなり声出すじゃないですか。ビックリするような大声を。ああいう発声って必要なんですよね。声を出すというのは」と振られた猪木氏は「ちょっと辛い時は続かない」としながらもいきなり「アーー!」と絶叫し、これが19秒間続いた。
ファン「少し前まで入院していたとは思えないぐらいの復活」
猪木氏の絶叫にゲスト2人は思わず「すごい」と声を合わせた。「今聞いているだけで(自分の)息が続かなかった。(息を)止めてたから」と笑顔で語られると、猪木氏は「ははははは」と大笑いした。
また猪木氏は入院中に体重が激減したことなどにも言及し「いきなり10キロ近く(体重が)落ちると自分の頭と心のバランスが崩れてるのが分からない」と振り返った。
動画では政治関連や師匠である力道山とのエピソードなどを語り、終始リラックスした様子だった。
同番組のコメント欄には猪木氏の元気な姿を見たファンから「とても少し前まで入院していたとは思えないぐらいの復活」「凄い元気な声。さすが猪木さん、不滅の闘魂だ」など驚きの声が上がり、19秒間の絶叫については「オペラ歌手顔負けじゃない」などの声が上がった。