巨人・丸佳浩の不振は「衰え」なのか 後半戦は打率1割4分...「速球に対応できていない」指摘も

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逆転Vには丸の復調が必須か

   丸はチームを変えるほどの影響力を持っている。

   広島在籍時は16年からリーグ3連覇に大きく貢献。18年は打率.306、39本塁打、97打点で2年連続セリーグMVPに輝き、最高出塁率(.468)のタイトルを獲得した。

   同年オフに広島の宿敵・巨人にFA移籍すると2年連続全試合出場でリーグ連覇に貢献。昨季は打率.284、20本塁打、77打点とチームで唯一の2年連続全試合出場した。

   10月30日のヤクルト戦(東京ドーム)でリーグ優勝を決めた際、原辰徳監督は優勝会見で「実は丸は骨折していたんですね。完全に治りきっていない。しかし私に対してはまったく大丈夫だと。現実はかなりつらかったと思いますね」と明かした。

   高度な技術だけでなく、強靭な精神力と体の強さを兼ね備えている。今年も中心選手として期待していただけに、原監督にとっても大きな誤算だろう。

   チームは徳俵で踏みとどまっている。9月に首位から陥落したが、15日のDeNA戦(東京ドーム)で2点差を追いかける9回に坂本勇人の左前適時打で同点に追いつくと、4番・岡本和真のサヨナラ左犠飛で鮮やかな逆転勝利を飾った。

   丸はこの試合に6回代打で登場したが空振り三振に倒れて交代した。坂本、岡本とともに輝いてもらわなければ、逆転優勝は望めない。

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