スーツ・ベルト破棄、アカウント凍結、活動休止を報告
報告書が投稿された14日の夜、ソルディア公式ツイッターは「今後の活動についてのお知らせ」とした文書で「この度は私たちの身勝手な行為にてたくさんの皆様にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」と改めて謝罪。以下を伝え、「大変申し訳ございませんでした」と重ねた。
「1.ご指摘のスーツとベルトにつきましては当方にて破棄致します。またその旨を東映株式会社様へご報告致します。
2.Twitter、Instagram、YouTubeの公式アカウントを凍結し、活動を休止致します。
3.クラウドファンディングにご支援いただいた皆様へ
今後の活動につきまして、後日メールにてご報告を致します」
また作中で敵対組織とするキャラクターが着用していたマスクは、作家の倉戸みとさんが制作したものを無許諾で使い、さらに倉戸さんの著作物を「本団体の著作物であると誤解を招く形で撮影に使用しておりました」と報告した。このマスクはネットで一般販売されている。
倉戸さんは当該案件について「衣装製作等のご依頼を承っておりません」とツイートし、14日18時時点でソルディア運営からの連絡はないとする。著作権は放棄していないとして、
「私的利用の範囲であれば問題ございませんが【第三者の著作物と誤解されるおそれがある】場合等については、トラブル防止のため事前のご連絡を頂けますと助かります」
と伝えた。
一連の騒動には、支援金を投じたとするツイッターユーザーから「金返せとか言わない ただ、ただ、悲しいし腹立たしいよ」といった反応も寄せられた。
15日夜、各公式アカウントの停止が確認された。少なくとも16日時点で東映による発表はなく、ソルディア側の一方的な対応に終始したようにみえる。
J-CASTニュースは弁護士法人 天音総合法律事務所の正木絢生・代表弁護士に法的観点からの見解を聞いた。