2021年9月15日朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)で、「放送事故」が起こったとしてインターネットユーザーの笑いを誘った。
人気ボーカルユニット「PUFFY」によるスタジオでの生ライブの際、バンドメンバーが楽器の前にいないにもかかわらず曲のイントロが流れてしまったのだ。
「生放送だから、申し訳ございません!」
ハプニングが起こったのは、番組内のエンタメコーナー「SHOWCASE」だ。15日の放送にはデビュー25周年を迎える「PUFFY」が登場。生放送で歌唱する曲を視聴者投票で決定した。
9月のコーナーMCをつとめるピン芸人・もう中学生さんが「ツイッターの投票の結果、この曲が選ばれました~!どうぞ」と前振りすると、スタジオの照明が暗転。
バンドメンバーらが小走りにMC席の前を横切っていく中、曲の前奏が流れ出した。なんと、メンバーらが定位置についていないにもかかわらず、音楽が鳴り始めてしまったのだ。
まさかの光景に、加藤浩次さんは「ちょっと待ってください!」と笑いを堪えきれず立ち上がった。もう中学生さんも「すごい......こんなこと、こんなことあります!?」と手を叩いて笑っている。
「ちょっと待って......ちょっと一回、一回やめましょう」と加藤さんが手を振りながら前に出ると、照明は再び明るくなり、曲も止まった。PUFFYのふたりも笑ってしまっている。
「2秒前くらいに、PUFFYのおふたりにマイクがパッと渡されて。バンドの人らが全くいない状態で(音が鳴ってしまった)。もう中が曲振りしてる時に、バンドの方が前を通っていくって......」と、加藤さんは笑いつつも必死に状況を説明し、フォローしていた。
さらに加藤さんは「生放送だから、申し訳ございません!」と、PUFFYやバンドメンバーらに頭を下げた。バンドメンバーによると、スタジオ袖で待機したままゴーサインが出なかったため、もう中学生さんの前振りに焦って飛び出していったという。
「さすが加藤浩次さん、さすがPUFFYだわ」
もう中学生さんは、「25周年なんで、こういった"奇跡を呼ぶ"PUFFYさんなんだな~と」と拍手をしていた。
PUFFYの2人はイントロが流れた瞬間「やるしかないな」と腹をくくったことを明かした。「マイクが来なかったらどうするつもりだったんですか?」という質問には、「これで」と胸元のピンマイクをつまんで笑いを誘った。
PUFFYの2人は、CMをはさんでヒット曲「これが私の生きる道」を歌唱した。
まさかのハプニングに、SNS上では「放送事故だ」としつつ笑ってしまったというコメントが相次いだ。
「PUFFY最高すぎた&可愛すぎた 放送事故レベルでも動じず笑ってるのはつよいさすがやわ」
「放送事故 もう中さんの『25周年だから、こういう奇跡も』も素敵。そして、さすが加藤浩次さん、さすがPUFFYだわ」
「マイク渡されてなかったり、バンドの準備が出来てなくて、放送事故wwwもう中学生もみんなもかわいい」
「スッキリのPUFFYトラブルが、めちゃくちゃ面白かった」
PUFFYの吉村由美さんも、ツイッターでこのハプニングについて触れている。
「『スッキリ』ありがとうございました。ハプニング大好きっ子倶楽部なので歌唱中に何度か思い出し笑いしました」
朝から #スッキリ でエッサ!フォッサ!ご覧いただきありがとうございまさした!
— PUFFYスタッフ (@PUFFY) September 15, 2021
プチハプニングに一同大爆笑でした!
余韻に浸りながら次なる現場へPUFFYは移動中!
1日がんばります
先程のTV初披露の「#エッサフォッサ」はこちらからhttps://t.co/CupeKN29kN#PUFFY #もう中学生 pic.twitter.com/VH4IA8HXPB