コンビニ診療、ドナー問題... 「考えさせられるドラマ」ナイト・ドクターが描いた現代医療の課題

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   ドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)が、2021年9月13日に最終話を迎えた。

   医師たちの青春群像劇が描かれる一方で、コンビニ受診や無保険患者など、現代医療におけるさまざまな問題点を描いてきたことが、改めて注目を集めている。

  • 波瑠さん(2017年撮影)
    波瑠さん(2017年撮影)
  • ナイト・ドクターの公式ツイッターより
    ナイト・ドクターの公式ツイッターより
  • 波瑠さん(2017年撮影)
  • ナイト・ドクターの公式ツイッターより

それぞれが仲間との別れを決意する

   ドラマの舞台は、365日24時間どんな患者も断らない医療を目指す「あさひ海浜病院」が立ち上げた夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」。医師6年目の主人公・朝倉美月(波瑠さん)は、年齢も性格も価値観もバラバラな5人の医師とともに、医療や人生を見つめていくというストーリーだ。

   ※以下、一部ネタバレを含みます※

   ナイト・ドクター制度を普及させるため、全国各地での施行が決定した。そこで、これまで培ったノウハウや信念を新しい人材にも伝えるべく、あさひ海浜病院の現チームは解散。5人バラバラで各地域の病院で働くことを打診される。

   一様に戸惑う5人だったが、その日の夜、夜間作業中に負傷した人たちを救ったことを通して、夜間に医師が働いている重要性を改めて認識。仲間との別れを選び、それぞれが各地で頑張ることを決意するのだった。

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