「総選挙モード」で「野党の『何を考えてるんだろう』ということを聞いていただける」
その上で、「政治は時間の関数」だとして、有権者やメディアが「もう総選挙だ」というモードになっているとも指摘。メディアに対して野党についても報道するように求めると同時に、情報発信を強化していく考えを示した。
「野党の『何を考えてるんだろう』ということを聞いていただけるし、メディアの皆さんも公平性の観点から報道していただける、という状況になっているので、まさに『時間の関数』としてギアを上げて、今、発信の仕方も回数も強めている、ということだ」
「政治とは時間の関数」とは、枝野氏が台湾の李登輝・元総統に面会した時に伝えられた言葉で、それ以来、枝野氏は座右の銘にしている。
9月13日の会見では、衆院選に向けた公約の第2弾を発表。この日は人権や多様性に関する(1)選択的夫婦別姓制度を早期に実現(2)LGBT平等法の制定/同性婚を可能とする法制度の実現を目指す(3)DV対策や性暴力被害支援など、困難を抱える女性への支援を充実(4)インターネット上の誹謗中傷を含む、性別・部落・民族・障がい・国籍、あらゆる差別の解消を目指すとともに、差別を防止し、差別に対応するため国内人権機関を設置(5)入国管理・難民認定制度を改善・透明化するとともに、入国管理制度を抜本的に見直し、多文化共生の取り組みを進める、の5項目を掲げた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)