お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史さんと原西孝幸さんが2021年9月11日、「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)に出演し、「雨上がり決死隊」の解散特番について振り返った。
8月17日にABEMAで放送された番組「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊 解散報告会」では、藤本さんが涙ながらに宮迫博之さんを責める場面があった。今回のラジオによれば、藤本さんのもとには特番放送の数日後、宮迫さんから謝罪の電話があったという。
「他に漏れたらあかんってことで極秘に進めてたらしくて...」
パーソナリティの「ナイツ」塙宣之さんが「ハマっていることとか、話題何かありますか?とっておきの話題みたいな」と問いかけると、藤原さんは
「ちょこちょこ出てきてますけど、雨上がりさんの解散......今だになんかね」
と語り出した。原西さんも、「毎日(ニュース)記事になってるもんね」と同調している。
土屋さんが「お二人は、アメトーーク!!の特番の直前に聞かされたの?」と問いかけると、FUJIWARAのふたりは「2日前やんな?」「2日前やったっけ?3日前か」と当時を振り返った。
「アメトーーク!!のプロデューサーの加地(倫三)さんがわざわざ来て。違う企画の打ち合わせやってんな?」と、当初は雨上がり決死隊の解散特番とは聞かされていなかったと語った。
「やっぱりほら、他に漏れたらあかんってことで極秘に進めてたらしくて。で、いきなりな、『実は今回、宮迫さんがアメトーークに出ます』って。英孝ちゃんも言ってたけど、『よかった~、え~!!』って。嬉しい(方の)『え~!!』やん」と、ふたりは宮迫さんの番組復帰に喜んだという。
しかし喜びも束の間、コンビの解散を聞かされたという。
「それが『その場で、解散を発表します』って」
「まさかさ、解散ってさ...」
藤本さんは「俺がその場でめちゃめちゃ泣いたみたいな話になってるけど、先に泣いたの原西ですからね」と明かし、原西さんは「もう、あんなん初めて。言葉も何にも出てけえへん。(涙が)ブワ~って」と、涙が止まらなくなってしまったと話した。
ナイツのふたりが驚きの声を漏らすと、藤本さんは「机に突っ伏してもう」と、当時の原西さんの様子を語った。
藤本さんは「(雨上がり決死隊とFUJIWARAとは)売れてない頃からのアレ(仲)だから。苦楽を共にして、ナイツにしたら内海桂子・好江師匠か」とジョークを交えつつ、「まさかさ、解散ってさ......」と、突然の報告に大きなショックを感じたことを明かした。
塙さんが「僕らは正直こう、アメトーーク!!のイメージしかないわけですけど、ふたりは舞台の時からずっと」と問いかけると、藤本さんは
「ユニットコントずっとやってたし、2組で。一気に雨上がりさんとの『あんなことした、こんなことした』みたいなのが、しょうもないことほど鮮明に蘇ってきて」
と、若手時代からの思い出に涙を堪えきれなかったと語った。
「あんなこと言うつもりじゃなかったの、ホンマは」
さらに藤本さんは解散報告会での「号泣シーン」についても振り返った。
藤本さんは雨上がり決死隊の解散報告会のラストで、「いろいろ話を聞きましたけど、宮迫さんのせいですよ!雨上がり、あなたのせいで無くなるんですよ!?」と号泣しながら宮迫さんの責任を問う姿が話題を集めていた。
「俺もう(特番の)最後さ、一人ひとりメッセージみたいな、あんなこと言うつもりじゃなかったの、ホンマは。お疲れ様でした、くらいで。でもちょっと待てよ、収録終わりで雨上がりさんがなくなると思ったら、込み上げてきて、何か。悲しいとか悔しいとか、腹立つ......、いろんな感情が混ざり合って、泣いてもうた」
土屋さんが「じゃあ、あとで後悔するとか?」と問いかけると、「宮迫さんに悪いな、と思ったの。あんなところで(宮迫さんは)言いたいことあるけど、言われへんやんか。それを俺は言ってしまった」と後悔している様子で語った。
「あの後話したんですか?」との質問には、「3日後?4日後?に電話かかってきた。『ごめんな』って。1時間くらい電話で喋ってた。宮迫さんは『お前らも家族みたいなもんだから、これからも一緒にやっていこう』って」と、電話で話す機会があったことを明かした。