バイデン政権は「調整された現実的なアプローチ」で「朝鮮半島の完全な非核化」目指す
バイデン政権の対北政策をめぐっては、ホワイトハウスのサキ報道官が4月30日(米東部時間)の記者会見で、「見直しが完了した」と発言している。
米国としての目標は、引き続いて「朝鮮半島の完全な非核化」だとする一方で、トランプ政権の「グランドバーゲン」(一括取引)や、オバマ政権の「戦略的忍耐」には「重きを置くものではない」とも説明。北朝鮮との外交に門戸を開き、米国、同盟国、展開している軍隊の安全を向上させるための現実的な進展を目指す、「調整された現実的なアプローチ」をとる、ともしている。さらに、
「見直しの過程で、同盟国やパートナーとは緊密に連絡を取り合っている。 2週間前に菅首相と会談した際にも議論している」
とも言及している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)