実はたくさんの工夫が凝らされたデザインだった
一方、この新一万円札は外国人や弱視者を含む多くの人にとって使いやすいデザインになっていると指摘する意見も。
数字を大きくしたりフォントを工夫したりすることで日本人以外もわかりやすく、さらに文字を読むことが困難な人にも判別できるようになっているそうです。実際、財務省の発表でも、文字を大きくするなど、ユニバーサルデザインを採用することを伝えていました。
<【ダサいことで評判の新紙幣】 → 外国人、こども、弱視者など多くの人が「読みやすい」ことを目指した結果です。 - Togetter>
流通はもう少し先ですが、すでにそのデザインの利点は発揮されている模様。緑内障や白内障のため視力が弱くなっているというお父さまが「新デザインはお札の区別がしやすい」と語った、というツイートが大きな注目を集めました。
また、「目の治療のため瞳孔を開く目薬をさしたあとに、現在の一万円札と見比べてみた」というユーザーも登場。焦点の合わない視界の中でも、新しい一万円札は金額の数字や漢数字、人物をはっきり判別できたそうで、こちらも大きなバズを生みました。
<目の病気や加齢で本等が一切読めなくなっていた父が新しい一万円札のデザインを見て「あぁ、この見た目なら区別しやすいなぁ」と言っていた - Togetter>
<治療で"瞳孔を開く目薬"を打ったあと新・旧紙幣を見比べてみたら...ユニバーサルデザインの効果がよくわかる報告に注目 - Togetter>