岸田氏差し置き...
新たな自民党総裁は、あくまで党に所属する国会議員と、全国の党員の票によって決まる。それでも、もし読者が「次の総裁」を選べるならば、一体誰を選ぶのだろうか。
J-CASTニュースは菅首相が総裁選の不出馬を表明した9月3日13時21分から9月8日17時にかけて、読者アンケートを実施。自民党の有力議員の中で「総裁になってほしい」と思う人を聞いた。
全1343票のうち、もっとも票を集めたのは河野氏(357票)。ツイッターのフォロワー数は国会議員の中で最多の238万人を数える(8日現在)。インターネットユーザーからの人気の高さが、票にも繋がったか。
次いで多かったのは高市氏(349票)。河野氏とは8票差だった。初の女性総裁・女性首相誕生への期待や、安倍氏の支持を得ていることが要因か。
3番目に多かったのが、過去4度の出馬経験がある石破氏(185票)。12年の総裁選では決選投票の末、安倍氏に敗れたものの、最多の地方票を獲得するなど存在感を示した。今回も「対抗馬」としての期待が持たれているのだろうか。
そして4番目は安倍前首相(166票)だった。第2次安倍政権(12年〜20年)では経済政策「アベノミクス」を打ち出し、戦後最長の2822日連続在任。20年9月に健康問題を理由に辞任したが、早くも「再登板」を願う人がいるようだ。
安倍氏に次いだのが岸田氏(142票)。前回の総裁選では菅氏に敗れ2位に終わった。今回の総裁選ではもっとも早く出馬を表明したものの、読者からの票数は伸び悩む結果となった。