プロ野球・巨人の桑田真澄投手チーフコーチ補佐(53)が、次男でタレントのMatt(27)に送った言葉が反響を呼んでいる。
世間の注目集めるもSNSでバッシング
Mattは2021年9月6日放送の「痛快TV スカッとジャパンSP」(フジテレビ系)に出演し、SNSでバッシングを受けていた当時に、父からかけられた言葉で立ち直ったことを明かした。
Mattは大学生だった13年当時、ブライダルモデルとして活躍していた。その後、ブライダル会社の専属モデルとなったことをきっかけに独学でメイクの研究をするようになったという。
ブライダルモデルとして活動していたMattに転機が訪れたのは16年だった。ハロウィーンの仮装姿をSNSにアップしたところ、これが話題となり翌年にテレビ出演した。
桑田の子息ということもありMattは世間の注目を集めるも、SNSでは「なんだあのメイク」「目立ちたいからって狙い過ぎ」「桑田の顔に泥を塗った」など心無いコメントが寄せられたという。
桑田「大事なのは周りの評価ではなく自分が信じた道」
SNSでのバッシングはしばらく止むことはなく、Mattは「2年くらいはずっとそれ(バッシング)が続いて結構辛い時期でしたね」と当時を振り返った。
Mattは悩みながらも父に相談することが出来なかったが、ある日父から自身の生き方についてアドバイスを受けたという。
「大丈夫か?常識にとらわれなくていい。大事なのは周りの評価ではなく自分が信じた道を貫くこと。それでいいんだよ」
Mattは父から送られた温かい言葉を受け吹っ切れたという。
番組にVTR出演した桑田は、「僕もこういうプロの世界でやってきて全員が味方じゃないし。半分以上は敵だと思ってやってきたので、Mattにはそれも話しました」と当時Mattに語った話の内容を明かした。
SNSでは「桑田さんがすごすぎる」
また、桑田は「理解してくれる人もいるし、理解してくれない人もたくさんいると思う。でも自分が信じた道を行きなさいって。これからどんどんといろんな人と出会って。だまされることも多いし、傷つくこともたくさんあると思うけど常に自分を信じて、周りの人に感謝の気持ちを持って、人生を歩んでいってもらいたい」とMattにエールを送った。
ツイッターでは桑田の愛情あふれるMattへの言葉に「桑田さんがすごすぎる」「親として素晴らしい」「思わずウルウル泣いちゃったわ」「Mattへのコメントに感動」などの声が上がった。