サッカー日本代表は2021年9月7日、カタール・ドーハで行われる22年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦で中国代表と対戦する。
中国メディア「森保一監督はすでに崖っぷち」
日本代表は2日に行われた同予選第1戦でオマーン代表に0-1でまさかの敗戦。7大会連続W杯出場に向けて苦しい黒星スタートとなった。
一方の中国は3日のオーストラリア代表との初戦を0-3で落としこちらも黒星発進。中立地ドーハでの一戦は、日本代表、中国代表ともに初白星をかけての試合となる。
第2戦のキックオフを控えた5日、中国メディア新浪体育(WEB版)が日本代表の特集記事を掲載。「中国チームに負けたら解雇される?森保一監督はすでに崖っぷちにいる」とのタイトルで日本代表を分析している。
新浪体育は日本の東京スポーツ(WEB版)が報じた記事を引用し、森保一監督(53)はオマーン代表に0-1で負け、日本国内で厳しく批判されていると指摘。さらに同予選で日本代表が2連敗した場合、解任される可能性を示唆している。
日本代表3つの欠点とは...
また、中国メディア捜狐体育(WEB版)は日本代表の「3つの欠点」を指摘する記事を掲載している。
記事では日本代表の3つの欠点として「体力」「メンタリティ(精神面)」「フォワードの弱さ」を上げ、オマーン代表に敗れた日本代表のパフォーマンスは日本メディアから批判され、森保監督は解任の危機に直面したとしている。
捜狐体育は日本代表に関して「アジアのナンバーワン(日本)は思っていたほど怖くない」と評価し、FIFAランキングで中国代表を下回るオマーン代表が日本代表に勝利したとし、中国代表の勝利の可能性について言及した。
一方前出の新浪体育は日本代表の実力を高く評価しており、中国代表との差は年々拡大していると指摘。そして今世紀に入っても日本代表は改善を続け、中国代表は後退を続けているため23年間、日本代表に勝利していないとした。