「まるで女性専用車」不適切投稿なぜ連発? 尾瀬ガイド協会、「5000字の反省」で示した4つの原因

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「謝罪します もう仕分けありませんでした」

   批判を受け、協会は8月21日にツイッターを更新。次のような文章を投稿し、謝罪した。

「謝罪します もう仕分けありませんでした」

   翌22日、ツイッターには再度謝罪文が投稿された。

「このたびは不適切な表現で皆様に不快な思いをおかけし大変もう仕分けございません 深く反省しております。再度、謝罪いたします。しばらくツイートを控えます 今後とも尾瀬をよろしくお願いします」

   2つのツイートはいずれも「申し訳」が「もう仕分け」と誤記されていた。ツイッター上では「何の謝罪だ」「本当に反省してるんだろうか」と厳しい指摘が相次いだ。

   そうした中、公益財団法人「尾瀬保護財団」は23日、一連のツイートを受け、ガイド協会に抗議文を送付したと公表。「セクシャルハラスメント、容姿による差別(ルッキズム)、女性差別、民族差別、人種差別など、看過することができない人権侵害であると同時に、ガイドの利用に当たって特定の方々に強い不安を与えてしまう」と問題視した。

   23日、協会はツイッターアカウントを停止。公式サイト上には石塚照久会長による文書が掲載された。石塚会長は「多くの方に不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

   「セクシャルハラスメント、人種差別など、人権侵害に受け取られかねない表現を含む不適切な内容であり、結果的に尾瀬のイメージを毀損することにもつながってしまいました。また、それらの発信を防ぐ体制が無いことにも問題がありました」と投稿内容とともにガバナンス体制にも問題があったとし、「SNSの適正な運用が図れるよう、組織体制を見直し、再発防止に努めます」と今後について伝えていた。

   なお、文中の「人権侵害に受け取られかねない表現」という箇所は、24日になり「人権侵害の表現」へ変更されている。

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