「かっこ悪いことを人に言うってことができなかった」
この問題について約15年間口を閉ざしていた理由を、秋山選手は、「30そこそこでまだまだガキで、総合格闘技始めたばっかりで、もっと有名になりたくてっていう変な気持ちがあって、そういうかっこ悪いことを人に言うってことができなかったんですよね」と説明する。
そして秋山選手は、
「2006年の『1Dynamite!!』の大晦日の試合で、桜庭選手に対して自分が100%悪かったです。もう何も言い訳ができません」
と改めて自らの非を認め、謝罪した。2人の会談に同席していた演出家のマッコイ斉藤氏が「それは故意、有利に働くって思ったってことですよね?」と確認すると、秋山選手は「はい」と小さく頷いていた。