年内の王座統一戦を目指す
「ジャッジの付けた点数よりもポイントが迫っていたと感じました。井岡選手の勝ちは動きませんが、4ポイント差はないかなと。私の採点では2ポイント差で井岡選手でした。試合後に挑戦者がガタガタ言うほどの内容ではないと思いますが、井岡選手の圧勝でもなかったと思います」(金平会長)
井岡は年内の王座統一戦を目指しており、標的となるのはIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)とWBA、WBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)だ。エストラーダは10月に前WBA王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と対戦を予定しており、ゴンサレスが勝利すればエストラーダに代わって井岡の標的となる。
金平会長は井岡の今後について「井岡選手はレベルが高いので強い選手とやるのを見たい。この階級ではエストラーダが強いと思いますので、ぜひエストラーダとの統一戦を見たいですね」と期待を寄せた。