神保町の「ランドマーク」三省堂書店が営業終了へ 来年3月、本社ビル建て替えで

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   大手書店の三省堂書店(東京都千代田区)は2021年9月2日、東京・神保町にある「神保町本店」をビル老朽化に伴う建て替えのため22年3月で営業を終了すると発表した。

   古書店街・学生街として知られる神保町の「ランドマーク」として親しまれてきた大型書店の閉店。ツイッター上では「うそでしょ」「衝撃的すぎて言葉ない」など惜しむ声が広がっている。

  • 三省堂書店神保町本店(2021年7月撮影)
    三省堂書店神保町本店(2021年7月撮影)
  • 三省堂書店神保町本店(2021年7月撮影)

「威風堂々としたお店が無くなっちゃうのは寂しい」

   三省堂書店神保町本店は地上8階建て。6フロアで書籍を販売し、飲食店なども出店している。三省堂書店の本社も入居する。発表によると、現在のビルは1981年3月に竣工。三省堂書店の創業100周年記念事業として建てられたものだった。

   ビルは建設から約40年が経過し、建物設備の老朽化が進んだことから、隣接する第2・第3アネックスビルを含めた建て替えを決定した。22年3月下旬で神保町本店の営業を終了し、同年4月より解体を開始。新しい建物は2025~6年頃の竣工を予定する。

   新しい建物については「本の街・神田神保町にふさわしく、今後も多くのお客様に愛される新・神保町本店を検討して参ります」と説明。建て替えに伴う本社の移転先、工事期間中の仮店舗は現在検討中だとした。

   古書店街、学生街として知られる神保町の中心にある三省堂書店。ツイッター上では「うそでしょ」「えー、びっくり」「衝撃的すぎて言葉ない」「ランドマーク的な威風堂々としたお店が無くなっちゃうのは寂しい」と閉店を惜しむ声が。中には「浪人してた頃よく行ったなー」「学生時代は良く通ってた」と懐かしむ声も聞かれている。

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