「岩下の新生姜」が苦渋の決断 類似品対策でパッケージ変更...社長も「正直悩みました」

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「類似品被害が少しでも減ることを願ってやみません」

   パッケージリニューアルを伝えた8月30日の発表には、岩下社長のメッセージも掲載されている。そこでは、「類似品を出している会社が変える気がないなら、私どもの側で変更していくことを決断しました」などとして、次のように訴えている。

「巾着パッケージには私どもも永年の深い愛着を持っておりました(中略)これを変更するのが正しいのか、正直悩みました。しかし、お客様が間違えて残念に感じるような状況を防ぐことが優先と判断しました」
「『岩下の新生姜』の新しいパッケージが、これまでのパッケージ以上に愛されることを、そして類似品被害が少しでも減ることを願ってやみません」

   9月1日、J-CASTニュースの取材に応じた岩下食品の担当者は、類似デザインをめぐる経緯は8月31日の発表の通りと答えた上で、

「イワシカちゃんを描き、『岩下の新生姜』の製品名を大きくとることで視認性が高まり、識別が容易になる狙いもあります。また巾着の包装に用いるリング留めが不要になり、プラスチックごみ削減にも貢献しております」

と説明している。

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