プロ野球の巨人は2021年8月31日、岐阜・長良川球場でヤクルトと対戦し中田翔(32)が5番ファーストでスタメン出場した。
中田は移籍後初のマルチ安打
中田は4回にセンター前にヒットを放ち、7回には左中間を破る2塁打。移籍後初のマルチ安打をマークした。チームは乱打戦を制し10-8で勝利した。
1点ビハインドで迎えた4回、先頭の中田はセンター前へのポテンヒットで出塁。続く大城卓三(28)は四球で歩き、ウィーラー(34)のレフト前ヒットで無死満塁とし、逆転の好機を迎えた。
このチャンスに8番・松原聖弥(26)がレフトフライを放ち、3塁走者の中田がタッチアップ。中田は本塁に気迫のヘッドスライディングで生還し同点とした。
各メディアによると、原辰徳監督(63)は中田のヘッドスライディングについて「気持ちの出ている人だから。走塁も含めて、いいと思いますね」と評価したという。