過去の被害からリスク洗い出し
30日にJ-CASTニュースの取材に応じたJR岡山支社の広報によると、糸崎駅の「リフトアップ機能」は2019年3月に設置されたものだという。
2008年に山陽本線・備後赤坂駅が冠水被害を受けたことから、社内専門部署でリスク対策を推し進め、設計・製作のうえ、装置を設置したとする。糸崎駅に先んじて備後赤坂駅には2010年1月、改札機2台に機能が付加されていた。
具体的な対策の方法を広報は、「機器の下部にリフトアップ装置(車用のジャッキのようなもの)を設置しています」と説明した。
投稿が注目されていることについて、公式ツイッターの担当者は取材に対し、「まさかここまで大きな反響をいただくとは思ってもいませんでした。ただただ驚きです」と心情を明かし、
「これからもお客様のため、改善に努めてまいります」
と伝えた。