中田翔「移籍で処分解除」問題に勇気の提言 岩本勉氏が反響語る「『OBやけどよくぞ言った』と」

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   プロ野球の日本ハムOB岩本勉氏(50)が2021年8月30日放送の「岩本勉のまいどスポーツ」(文化放送)に出演し、23日の放送で言及した中田翔(32)の移籍問題に大きな反響があったことを明かした。

  • 巨人に移籍した中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    巨人に移籍した中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 巨人に移籍した中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

岩本氏「いいように解決すればと思ってますよ」

   岩本氏は「(23日の放送で)電子ニュース、ネットニュース頼むで言うたらホンマにばかばか載せてくれて。周りの人もフィードバックすごいしてくれて『OBやけどよくぞ言った』って言ってくれた」と反響のほどを語った。

   この日の放送で岩本氏は中田の移籍問題について多くは語らず、「(23日の放送で)僕は感じたことを一個人の意見として言っただけでね。いいようにまとまれば、いいように解決すればと思ってますよ」と日ハムOBとしての思いを述べた。

   中田は日ハムの同僚だった選手への暴力行為で今月11日、球団から無期限の1、2軍戦の出場停止処分を受けたものの、巨人への無償トレードが20日に決定し、巨人に移籍直後の21日に試合出場を果たした。

   岩本氏は23日の同番組の放送で、中田の巨人移籍に関する経緯を踏まえた上で「4つ思うことがある」とし、「(日ハムの)監督か球団社長と中田が同席をして会見を開くべきだったと思う」などと指摘した。

岩本氏「ファンありきのプロ野球だということをちょっと棚に上げ過ぎ」

   また、岩本氏は巨人に移籍後すぐに試合に出場したことを疑問視し、プロ野球を統轄する日本野球機構(NPB)に「ルールを作ろう」と呼びかけ、球界OBとして次のように訴えた。

「あまりにもファンありきのプロ野球だということをちょっと棚に上げ過ぎだ。誰に支えられている集団なんですか、組織なんですかと思うと、やっていないことが多すぎる。選手として中田はすごく有能です。でも無理やり美談作って彼に何かオブラートを包むことはしなくていい」

   中田の巨人移籍についてはSNSで様々な声が上がっており、ツイッターでは移籍を歓迎する巨人ファンの声がある一方で、日ハムの選手として謝罪会見を行わなかったとして、中田や日ハム球団に対して批判的な声も上がった。

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