12歳最年少センターでどうなる「新生SKE48」 メンバーが明かす新曲への思い【須田亜香里・林美澪・井上瑠夏インタビュー】

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10年前のファンが今のSKE48の魅力発見するチャンスに

―― MVの内容としては、出演者が一新される以外は基本的にはオリジナルを踏襲して、10年前を思い出すような構成ですか?

井上: 撮影場所や出演者の人数は同じですが、衣装さんがメンバーに似合う衣装を組み替えてくださったり、靴が新しくなったりしています。そういう面では、新しい部分が出ていると思います。すごく愛されてきた偉大な曲を現役メンバーの7人でカバーさせていただくということで、今まで先輩方が歌ってきた曲を大切にしつつも、今の7人に出せる個性を全力で出しました。
須田: 私はずっとSKE48にいますが、多分、いつの時代のSKE48も魅力的だったんですよね。けど、「今が一番いいな」という私が中にいます。いつも「一番いいな」と思う環境の中、メンバーの魅力は更新されていて、今のメンバーが絶対に当時のメンバーの良いところを、また別のいいところで超えてくれている確信があります。だから、オリジナル版の「青空片想い」を好きだった人が、「今のSKE48のメンバーが歌って、当時とは違うメンバーなんだけど、でもやっぱりいい曲。しかも今のSKE48のメンバーもすごく魅力的」だと改めて振り返ってくれる、振り向いてくれるチャンスだと思っています。表題曲の「あの頃の君を見つけた」にも、そういった意味合いが込められていると思うので、本当に以前SKE48が好きだった人も、ずっと好きでいてくれる人も、きっと喜んでくれる曲だと思っています。

―― オリジナル版の「青空片想い」では、「W松井」の二枚看板として知られてきた松井珠理奈さんと松井玲奈さん(30=15年卒業)がパフォーマンスしていました。新しい時代のSKE48の二枚看板は林さんと井上さん、といったところでしょうか。

林: 私はとにかく、るーさん(井上さん)の隣で踊れたのですごく幸せでした。一緒にそういうポジションをいただけて、なんかもう幸せ中の幸せ中の幸せでしたね。
井上: 美澪たんは私のことを好きだと初期の頃から言ってくれていています。MV撮影中に不安になったりとか、結構考えたりした時に、横に美澪たんがいてくれて、そのたびに「るーさんかわいいです!」...。かわいい子に言われるから、また自信をもらえました。本当に周りのメンバーに支えられて、みんなで作り上げた「青空片想い(2021 ver.)」だと思います。選んでいただいたことに感謝の気持ちを忘れずに、これからの活動も大事にしていきたいです。

―― 新世代のSKE48を象徴するようなカップリング曲かもしれないですね。

林・井上: ありがとうございます!

インタビュー後半に続く。8月31日掲載予定です)


林美澪さん プロフィール
はやし・みれい 2009年生まれ、愛知県出身。19年に10期生としてSKE48に加入。AKB48グループ最年少(21年8月時点)。今作「あの頃の君を見つけた」で、研究生ながら初めて選抜メンバー、センターポジションに抜擢される。

井上瑠夏さん プロフィール
いのうえ・るか 2001年生まれ、熊本県出身。16年に8期生としてSKE48に加入。25枚目のシングル「FRUSTRATION」(19年)で初選抜。3作連続で選抜入りしている。愛称は「るーちゃん」。

須田亜香里さん プロフィール
すだ・あかり 1991年生まれ。愛知県出身。2009年にSKE48に3期生として加入。チームEのメンバーで同チームのリーダーを務める。4枚目のシングル「1!2!3!4! ヨロシク!」(10年)以降の全シングル表題曲に参加。AKB48のシングル表題曲にも通算18作品参加した。18年の「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」では2位にランクイン。

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