12歳最年少センターでどうなる「新生SKE48」 メンバーが明かす新曲への思い【須田亜香里・林美澪・井上瑠夏インタビュー】

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一輪車は上級者並みに乗れるのに...

―― 少し冒頭のMV撮影の話に戻ります。自転車の撮影シーンは大変でしたか?

林: 実は、自転車は(小学)5年生でやっと乗れたんですよ。逆に一輪車が1年生で乗れて...

―― 一輪車は乗れたけど自転車は乗れなかった...??

林: そうなんですよ、一輪車は上級者並みにできたんですけど、自転車は本当にバランスをとるのが難しくて乗ることができず、やっと5年生でできたんですよ。でもやっぱり1年ぶりの自転車だったので、グラグラしちゃって...。このシーンは5人で撮影したのですが、青海ひな乃さん(20)と熊崎晴香さん(24)に笑われましたね。

―― ぐらつきながらも、何とか無事に撮影できたわけですね。

林: そうです。5秒間ぐらついて、やっと「ピュー」ってまっすぐ進める...みたいな。難しかったですよ~。
須田: 早く見たい!

―― グラグラしているのも、ファンからすると見どころですね。(笑) ダンスシーンとリップシーン(出演者の顔がアップで映るシーン)は、那覇市沖合の無人島、ナガンヌ島(渡嘉敷村)で撮影したと聞きました。撮影風景の動画を拝見する限りでは、よく晴れていて「夏っぽい」雰囲気でした。

須田: 実はダンスシーンを撮影する日がすごく不安定な天候で、風と雨との戦いがありまして...。雨が止んだときにみんなで急いで撮る、みたいな感じだったので、ダンスシーンよりも雨宿りしてる時間の方が長かったくらいです。SKE48史上、一番短時間でダンスシーンを撮りきったと思います。テイク数も、多分今までで一番少ないです。

―― わずかな晴れ間を逃さずに一生懸命踊る...、と。

須田: そうですね、「今だ!」という感じですね。(笑) 結局少しだけ、ぱらついてはいたんですけど、みんなで「今すごく太陽が出ていて気持ちいいね!さあ撮ろうか!」といった具合に気持ちを上げて撮りました。海は真っ青ですごくきれいでした。海が青いのは太陽の光が反射しているからだと思っていたのですが、曇っていて青空じゃなくても海が青かったので、すごく感動しました。本当に海の青はナチュラルだし、私達の笑顔で「夏感」は十分伝わったんじゃないかなと思います。

―― ダンスの振り付けは、前作「恋落ちフラグ」(21年2月発売)に引き続いて、パフォーマンスチーム「s**t kingz」(シットキングス)のshojiさんが担当しました。振り付けには、名前があるそうですね?

一同: 「思い出フィルターダンス」!

―― 歌詞のイメージに合わせた振り付けなんですね。

須田: そうですね、カメラのファインダーを通して昔をのぞく、振り返るようなイメージです。

―― 前作は全員が参加メンバーだったということで、大人数でのダンスが印象的でしたが、今回の選抜メンバーは18人。振り入れ(振り付けを覚えること)は、いかがでしたか。

井上: 今回は「王道、かわいい」がテーマだったので、ダンスを揃えることはもちろん、どうやったら可愛く見えるかを、それぞれ練習したりしました。振り入れが終わった後に、shoji先生が皆を集めて「この曲はすごくかわいらしいし、自分がどこのポジションにいても、『ファンの人を喜ばせたい』『見てる人を楽しませたい』という気持ちだったら、絶対にその人が一番輝く」とおっしゃったことが、私にはすごく刺さりました。どのポジションにいても、選抜メンバーでもそうでなくても、SKE48であることはみんな変わりありません。振り入れだったり、MV撮影も晴れた瞬間にみんなで一気に撮ったり、その時々で団結するSKE48の姿を見せられたらいいと思っています。
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