「台所のラップ」は絶対にケチらないで! 家事ライフハックに共感続々、Twitterで「9万いいね」の大反響

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Togetter社が解説する「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」<出張版>

   ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているスタッフがTwitterで話題になった話題を厳選し、考察するコラムの第16回です。今回のテーマは「ラップ」。食品の調理や保存になにかと便利なラップですが、みなさんはどこのメーカーのものを使っていますか?

  • 台所ラップのライフハックが話題に
    台所ラップのライフハックが話題に
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ラップの銘柄へのこだわり

   先日、ラップにまつわるご夫婦のエピソードがツイートされ、大きく拡散しました。

   奥さんに旭化成の「サランラップ」を買ってくるよう頼まれた旦那さんが「値段が高い」と別の安いラップを購入してしまい、奥さんは落胆するという流れです。2021年8月27日昼現在、この投稿には9万2000件を超える「いいね」が寄せられています。

<旦那に「サランラップ買ってきて」と頼んだら「サラン高いし別の安いやつにした」→ラップに課金する大事さを訴える声が相次ぐ - Togetter>

   ラップに関するツイートは定期的にバズっており、2018年にはさだまさしさんのヒット曲「関白宣言」の替え歌(?)が大きな話題に。

   ラップは料理をするたびに必ずと言っていいほど使うものですが、安価なラップだとフィルムが切りにくかったり、電子レンジに対応していなかったりと、使い勝手が悪くストレスの原因になってしまうとして、「絶対にこの銘柄!」と譲れない人が多いようです。

<お前を嫁に もらう前に 言っておきたい 事がある『100均で食品用ラップを買ってくるのをやめろ』→同意の声が多数届く - Togetter>

   ラップ以外でも、例えば素麺の話は銘柄やメーカーへのこだわりエピソードがTwitterでよくバズります。値段やメーカーによって商品に大きな差があることや、共感できる人が多い身近な話題であることが拡散のカギと言えそうです。

<「食べたら揖保乃糸には戻れない」とも言われる奈良の高級そうめん『三輪素麺』を知っているか?- Togetter>

ラップの使いやすさに差がある理由は?

   冒頭のエピソードに出てきたサランラップと並び、クレハの「クレラップ」も圧倒的支持を得ています。このラップ二大巨頭がなぜ人気を集めているのか、科学的な視点から考察したツイートが注目されたこともありました。

   サランラップにもクレラップにもポリ塩化ビニリデンという素材が使われており、保存性と粘着性が高いところが使いやすさのポイント。環境にも配慮されたこのポリ塩化ビニリデンはもともと軍事品として開発されたもので、改良されて食品を包装するラップフィルムとなったそうです。

<「安物はストレス...」食用品ラップの使いやすいと使いにくいって何が原因なの?クレラップとサランラップが最高な理由 - Togetter>

   もちろん、格安のラップでも問題なく使えますし、仮に使いづらいと思っても、非常時などに役立つので、間違えて買ってしまった場合などは防災袋に入れておくのもひとつの手です。

袋のラップ「アイラップ」もいいぞ!

   ところでみなさんは、岩谷マテリアルという会社の「アイラップ」をご存知でしょうか?売上のほとんどが、新潟や山形など北陸近辺の限られた地域が占めているという商品です。

   アイラップは一見すると普通のポリ袋のようですが、冷凍保存や湯煎、レンジでの加熱などにも対応したとても万能な商品で、「袋のラップ」というパッケージ表記の通り、お料理の強い味方。根強い人気を誇っています。

   同じ便利なラップであるという点から、サランラップやクレラップが話題になるとアイラップについて言及されることも多く、アイラップを使ったレシピもよくシェアされています。

<コスパ最高にして万能! 新潟、山形、富山、石川、福井のご家庭では絶対常備の「アイラップ」に衝撃を受ける他県民 - Togetter>

<「アイラップ」で出来る!お料理、デザートいろいろ!...だけじゃないよ!アイラップ県民なので、普及のためにまとめてみました。- Togetter>

   サランラップやクレラップ、アイラップなどの「ラップ」が定期的に話題になるのは、次の3つの理由からだと考えられます。

・日常生活でよく使う商品についてのエピソードなので共感されやすい
・値段や銘柄、メーカーによる差がわかりやすく、体験した人も多い
・同じカテゴリーの中に「知る人ぞ知る」商品が存在し、情報を共有したくなる

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。次回もお楽しみに。

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