日韓戦は「選手たちの気持ち違う」 パラ車いすバスケ、韓国メディアが報じた代表の意気込み

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   東京パラリンピック車いすバスケットボール男子の日本代表は2021年8月27日、東京・有明アリーナで韓国代表と対戦する。

  • パラリンピックのシンボルマーク「スリー・アギトス」
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49歳ベテラン「日本に勝って気持ちよく引退したい」

   予選1次リーグA組で2連敗中の韓国は負けられない一戦となり、複数の韓国メディアが宿敵・日本との対戦を前に同チームを特集。日韓戦にかける選手らの思いを紹介している。

   韓国主要メディア朝鮮日報(WEB版)は、49歳のベテラン選手、金浩竜(キム・ホヨン、49)にスポットを当てた記事を掲載している。

   記事によると、車いすバスケットボール男子韓国代表のパラリンピック出場は00年シドニー大会以来21年ぶりで、金はチームで唯一シドニー大会にも参加したという。

   金は東京大会を最後に引退する予定で、日本戦にかける思いはチームの中でも強いものがある。

   金は日本代表との試合に向けて「韓日戦は無条件で勝たなければならないと思います」と決意を示し「最後のパラリンピックで日本に勝って気持ちよく引退したいです」と語った。

   また、中央日報(日本語WEB版)でも同チームの特集が組まれ、代表選手の意気込みを紹介している。

主将「10年前は日本戦になると...」

   主将を務める曺承鉉(チョ・スンヒョン、37)は「10年前は日本戦になるとバスケットの試合をするというより誰か一人でも叩きつぶすという気持ちでコートに入った」と振り返り、「最近はお互いフェアプレーをするが、それでも韓日戦に臨む選手たちの気持ちは違う。必ず実力で勝つ」と意気込んだ。

   東京五輪では女子バレーボールの日韓戦が話題となった。大会9日目の7月31日に予選1次リーグで韓国は日本と対戦し、セットカウント3-2で日本を破りベスト8進出を決めた。

   試合翌日8月1日付けの朝鮮日報(WEB版)では、エース金軟景(キム・ヨンギョン、33)のコメントを紹介している。

   金は「韓日戦は、すべての国民が関心をくださる。無条件で勝たなければならない重要な試合だということをよく知っている」と語っている。

   東京五輪では他の競技でも日韓戦が行われ名勝負が繰り広げられたが、東京パラリンピックでも熱い戦いが見られそうだ。

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