夏の甲子園大会でベスト4入りを決めた京都国際(京都)の快進撃は韓国メディアも報じている。
前身は在日韓国人向けの民族学校
第103回全国高校野球選手権大会準々決勝が2021年8月26日に甲子園球場で行われ、京都国際が敦賀気比(福井)を3-2で破り準決勝進出を決めた。
京都国際は2点ビハインドの8回に同点に追いつくと、9回1死2塁のチャンスで松下恵富選手(3年)がライト前に運びサヨナラ勝ち。劇的な展開でベスト4入りを決めた。
京都国際の前身は京都韓国学園で、在日韓国人向けの民族学校だった。当時は各種学校の扱いだったが04年に現在の校名に変更し、私立高校として新たに開校した。
このような経緯もあり韓国メディアが京都国際の活躍ぶりを大きく取り上げ、韓国でも甲子園大会が注目を集めているようだ。
韓国メディアは京都国際の勝利を伝える一方で、同校の韓国語の校歌をクローズアップする記事もみられる。