中国メディア、「乃木坂46」に突如噛みつく 歴史問題めぐり「筋違い」批判

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グループ名は「乃木希典」ではなく「SME乃木坂ビル」にちなんだもの

   こういった記述の後に、唐突に乃木坂46は登場する。

「日本の女性アイドルグループである『乃木坂46』の名前も、乃木希典にちなんだものであることは注目に値する。 日本人は元旦に神社に参拝して幸運を祈る習慣があるが、乃木坂46の初詣とグループメンバーの成人式は、東京都港区赤坂にある乃木神社で毎年行われている」

   乃木坂46のメンバーが初詣と成人式で乃木神社を参拝するのは事実だが、グループ名が「乃木希典にちなんだもの」だという主張は正確ではない。グループ名は最終オーディション会場が乃木坂にある「SME乃木坂ビル」(現・ジャニーズ事務所本社)だったことに由来する。

   今の乃木坂は、かつては「幽霊坂」や「行合坂」(ゆきあいざか)と呼ばれていたが、乃木希典の死を悼んで当時の赤坂区議会が改名を決議したという経緯がある。

   乃木坂46は中国でも広く認知されており、微博の公式アカウントのフォロワー(登録者)は311万人もいる。18年9月には、日中平和友好条約締結40周年を記念したコンサートに出演している。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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