2021年8月25日放送のドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)第6話が、チャイルドシート使用の重要性を伝える内容だったとして、インターネット上で注目を集めている。
痛ましい交通事故の裏にはある事情が...
原作は、元警察官の泰三子さんによる連載中の漫画「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」。ワケありで交番に異動してきた元エース刑事・藤聖子(戸田恵梨香さん)と、公務員という安定を求めて警察官になった新人・川合(永野芽郁さん)による女子コンビが、事件や恋に奮闘する姿を描く。
知っているようで意外と知らない、笑いあり涙ありの、やけにリアルな交番エンターテインメントだという。
※以下、一部ネタバレを含みます※
第6話では、藤と川合が通報を受け、交通事故の現場へ。
藤の呼びかけに運転手である女性から返事があり、大事に至らなかったと胸を撫でおろした川合だが、路上に転がるタオルケットの中を見て騒然。それは、車から投げ出された赤ちゃんの遺体だった。
初めての死亡事故、しかも赤ちゃんという衝撃で、精神的ショックを受けてしまった川合。心ここにあらずな中、その日の公務で交通整理をしていると、赤ちゃんを抱っこしたまま車を運転する母親がやってきた。
川合はすかさず、車を停め、「すみません、お子さんおいくつでしょうか。6歳未満だとチャイルドシートの使用が原則として義務化されているのですが」と違反となることを告げる。
すると母親は、逆ギレ気味に「そんなんで切符切られるの?」と強い口調で反発。この母親は、
「あんたたち子どもいる?」
「子どもってじっとしてないのよ。まったく... あんたらの点数稼ぎでなんで私が...」
と愚痴をこぼすが、さきほど辛い光景を目の当たりにした川合は「そういうレベルの話してるんじゃないですよ」とイライラした様子で母親を嗜める。そんな川合に対し、藤は「言い方がよくなかった」と注意をするのだった。