「苦痛を笑いのネタにする番組」がBPO審議入り 「いじめに繋がる...」視聴者から寄せられた「リアルな声」

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「悶え苦しむ姿を面白おかしく放送していた」

   また、2021年4月には、「『危険行為』に関する意見」の欄に

「"ダジャレを実現"『ブルーをかぶ~る』と称して青い液体を芸人の顔に浴びせ続けるドッキリ企画を放送していた。芸人は息もできないほど苦しんでいるのにスタッフは浴びせ続け、周りのものは笑っていた。子どもたちが真似したら大きな問題になりかねない。人を傷つけて笑いを起こそうとするのは止めて欲しい」

と、お笑い芸人への虐待ではないかとする意見、さらには、

「どっきり企画で、男性芸人の下着にハッカ液をぬり悶え苦しむ姿を面白おかしく放送していたが、この上もなく不愉快な気持ちになった。子どもがマネをし、いじめに繋がる可能性もある」

と、やはり、「悶え苦しむ姿」という表現を使って放送を問題視する声が紹介されていた。

   これらが、今回のBPOの決定にどれほどの影響を与えたかは定かではないが、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」というカテゴリーに入りかねない番組に対し、不快感を覚える視聴者は一定数いるようだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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