米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は2021年8月25日(日本時間26日)、敵地ボルティモアでオリオールズ戦に先発登板した。
5回4失点で9勝目はならなかったものの、投球で見せたスライダーが「お化けみたいだった」と話題を呼んでいる。
米アナリストも「フリスビースライダー」と評価
この日の大谷選手は初回から2本のソロ本塁打を浴びる不安定な立ち上がり。4回には5番スチュワートに2ランホームランを打たれ、最終的には5回4失点で降板。チームがリードしていたため9勝目の権利を持っていたが、8回に中継ぎが逆転を許し、勝利は消えた。打撃面では4打数無安打3三振で、6回の打席でベンチに退いた。
投打ともに振るわなかった大谷選手だが、投球では変化球が光った。スライダーやスプリットを駆使し、7つの三振を奪った。中でも5回、2番マウントキャッスルに対しては、ストライクゾーンから外角ボールゾーンへ大きく曲がるスライダーを投じ、空振り三振を奪った。米野球アナリストのロブ・フリードマンさんは、ツイッターでこのスライダーを「フリスビースライダー」と表現している。
この投球以外にも、大谷選手はキレのあるスライダーを多投。日本のツイッターユーザーからは「いつもよりスライダーがえぐい気がする」「スライダーのキレ過去一だった」「ぐにゃぐにゃ曲がる」「お化けみたいだったなあ」と驚く声が聞かれた。
Shohei Ohtani, Frisbee Sliders. ???????? pic.twitter.com/vgGtDFjvlH
— Rob Friedman (@PitchingNinja) August 26, 2021