プロボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35)=帝拳=が2021年8月25日にインスタグラムを更新し、プロ野球の巨人に移籍した中田翔(32)について言及した。
村田「打席に立つだけで雰囲気の出る類稀な選手」
村田は25日に東京ドームで行われた巨人-広島戦の試合中の画像を添付し、中田への思いを明かした。
村田は中田を「打席に立つだけで雰囲気の出る類稀な選手」と評し、「世の中では罰を与えろとか言う輩もいるみたいだが、罰ばっかり与えて面白い人間を消すのはやめようよ」と呼びかけた。
投稿したコメントはSNSで反響を呼び、ツイッターでは様々な意見が飛び交った。
村田の持論に対して「全くその通りです」「確かに一理ある」など賛同する声が上がる一方で、「論点がズレてる」「復帰するのが早すぎる」「せめて日本ファムファンへの筋は通そうよ」と指摘する声も寄せられた。
日本ハムOB「監督か球団社長と中田が同席をして会見を開くべきだった」
中田は日本ハムの同僚だった選手への暴力行為で球団から無期限の1、2軍戦の出場停止処分を受けた。
球団の処分からわずか9日後の20日に巨人への無償トレードが発表され、翌21日のDeNA戦で代打出場を果たすと22日には移籍後初の本塁打を放った。
中田の巨人移籍に関しては、移籍と同時に出場停止処分が解かれことや日本ハム所属時に謝罪会見を行わなかったとして批判の声が上がっていた。
日本ハムOBで野球解説者の岩本勉氏(50)は、23日放送の「岩本勉のまいどスポーツ」(文化放送)に出演し、「監督か球団社長と中田が同席をして会見を開くべきだったと思う」と指摘した。