パラリンピック開会式、海外の反応は? 「サーカスのよう」「最後まで盛り上がった」各国メディア称賛

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豪ABC、飛行機の離陸は「これから始まる競技の創造性を象徴」

   オーストラリアの公共放送ABCはウェブサイトで、パフォーマンスを

「物語のクライマックスは、片翼の飛行機が飛び立つときに訪れる。これは、これから始まる競技の創造性を象徴している」

と表現。布袋氏についても、次のように言及した。

「映画『キル・ビル』の主題歌で有名な布袋寅泰氏が、(アボリジニの金管楽器の)ディジュリドゥを演奏するバスに乗って登場し、片翼機を鼓舞した。このパフォーマンスはエネルギーに満ち溢れ、最後まで盛り上がった」

   中国の新華社通信は、

「主人公の『単葉機』には片方の翼しかないが、他の飛行機と同じように空に飛び立とうと意気込んでいた。 最初は臆病だった単葉機だが、仲間の励ましで勇気と自信を得て、大空へと飛び立った」

などと解説。式でパフォーマンスしたキャスト714人のうち、障害のある人は166人いた。中にはパフォーマンスの経験がない人もいたが、

「開会式に志願し、情熱を持って世界に向けて感動的なパフォーマンスを披露した」

とたたえた。

   それ以外にも、シンガポールのストレーツ・タイムスは、

「組織委員会は、逆風の中で翼を広げようとしているパラリンピアンの勇気を強調した」

   AP通信は

「アクロバット、ピエロ、鮮やかな音楽、そしてアスリートたちの長い入場行進の始まりを告げるスタジアムの頂上での花火など、サーカスのような開会式だった」

などと伝えた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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