京都の医療機関、コロナ拡大で「真っ赤な警告文」 話題の強烈メッセージなぜ誕生?京大病院に聞いた

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「こういう強烈な印象で警告するのも大事だと思う」

   こうした文書は京大病院だけでなく、共同声明に名を連ねるほかの医療機関の公式サイトにも掲載されている。白地に黒というシンプルな配色もあったが、掲載期間の半数以上が真っ赤な背景を採用していた。

   こうした声明文のデザインにツイッター上では、

「医療現場のやばさがひしひしと」
「報道されてる以上に京都も結構ヤバい状況くさいな」
「こういう強烈な印象で警告するのも大事だと思う」

といった声が上がっている。

   なお京都府内の医療のひっ迫を訴える13機関共同の声明は17日にも発表された。このとき京大病院が公開した文書の背景色は黄色、文字色は黒だった。

   京大病院の広報は24日、J-CASTニュースの取材に応じ、1度目の声明に黄色、2度目の声明に赤色の背景を用いたことについて、「関連性というほどのことはありません」としながらも、感染状況のさらなる悪化で医療現場が非常にひっ迫していることから、

「より強いメッセージの発出にいたりました」

と答えた。背景及び文字色は各機関で差異があるが、それぞれの機関が「インターネットに掲載した際の見やすさなどを考慮」した上で決定しているという。

   声明がネット上で注目されていることを広報は「今回の取材申込で初めて知りました」といい、

「重症受入病院の抱く危機感を感じていただくとともに、医療崩壊を防ぐもしくは遅らせるためにも、是非自分を守り、家族や大事な人を守る行動にご協力をいただければ幸いです」

と訴えた。

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