「東京高円寺阿波おどり」8月公演の中止が決まった。主催する東京高円寺阿波おどり振興協会が2021年8月23日、公式サイトで発表した。
動画収録に変更
1957年から地域活性化の一環で始まった東京高円寺阿波おどり。日本三大阿波踊りの一つで、2018年の観客数は93万人(主催者発表)だった。今年は「共に前へ、そして明日へ」を合言葉に2年ぶりの開催を目指していた。
しかし、6月に街中を練り歩く屋外演舞ではなく、杉並区立杉並芸術会館(座・高円寺)での公演に切り替えると発表し、今回、8月公演(28、29日)を中止すると発表した。8月20日の協会役員会で最終協議した結果、「新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大および医療ひっ迫の状況」を踏まえて断念した。
予定していた2公演「座・SAJIKI」「座・舞台」は動画収録し、後日配信するという。9月公演(25、26日)は開催予定だ。
チケットの払い戻しは公式サイトで受け付ける。