お笑い芸人の有吉弘行さんが2021年8月22日、ラジオ「SUNDAY NIGHT DREAMER」（JFN系）に出演し、暴力問題をきっかけにプロ野球・日本ハムファイターズから読売ジャイアンツに移籍した中田翔選手について持論を展開した。
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有吉弘行さん（2015年撮影）
「まぁ抜け切らないかぁ、番長的な...」
有吉さんは「日ハムの中田翔が巨人へ」とニュースの見出しを読み上げたのち、「"やんちゃ"、まだ治んないんだね～。あれ32歳だってよ」と呆れた口調で語り出し、スタジオからは「若手な感じある」と苦笑する声も漏れた。
「体育会系はちょっと乱暴だっていっても、今どきなかなかね、見ないけどね。まぁ抜け切らないかぁ、番長的な要素が...ますます清原に似てくるもんね～」と「番長」として名を馳せた清原和博氏と中田選手を比較して皮肉った。
有吉さんは中田選手の高校時代を振り返った後、「今は32歳だからな。ちょっとなかなか厳しいよね。でもまあ謹慎という謹慎もなく、巨人に移籍して。そのまんまですから。ちゃんとしたルールもないからね、別に」と中田選手をめぐる処分にチクリ。
もし有吉さんが共演者に対し暴力行為をはたらいたのちに所属事務所を変え、謹慎なく再度テレビなどで活躍したら...というシミュレーションを語り始めると、共演者からは「許せないですよコレ。やられた側からすると。社会的にはわかんないけど、個人の感情とするともう......」との声が飛んだ。有吉さんも「じゃあ、日ハムの選手もそう思ってるかもな」と苦笑している。
「日ハムじゃあ謹慎って言われてたんだよ。無期限謹慎。今シーズンは無理かな、なんて思ってたよ。まあ今年調子悪いし、それくらいがいいのかなって。と思ったら巨人行っていきなりその日から出まーす、って！わかんないけど、ルールが。やられた方の気持ちはあるだろうな」と被害選手の感情を慮った。
有吉さんは、「でもまあ、（中田選手には）反省して頑張ってもらうしかないですよ」と語っている。