「億千万」実は造語だった?
◆独特なワードチョイスにBUCHIAGARU!!
この曲、ワードの選び方も本当にすごいですよね!
まずタイトルが「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」ですよ。どういう意味なんだろう...と少し考えてしまいますが、意味とかもうぶっちゃけどうでもよくて、このとんでもないインパクト抜群のタイトルを思いついた瞬間にポップスとしては既に勝っているなと思います。
この楽曲を象徴するイントロの「億千万 億千万」というリフレイン。この部分、メロディーはシンプルなので、「愛してる」でも「大好きだ」でも何でもはまると思うんですが、まさかのそこに「億千万」ときました。
億千万ってなんでしょう?調べてみたところ、ありそうな言葉ですがタイトルから導いた造語のようです(広辞苑第七版にも記載がありません)。ぶっ飛んでいますね!
この、「よく意味わからないけど意味わかる気がする」くらいの塩梅の造語ってすごく印象的で大好きです。
僕が中学生のころニコニコ動内でバズっていた「おっくせんまん」という楽曲の歌詞もこの曲が元ネタになっており、当時僕は郷ひろみさんの楽曲は知らなかったのですが、「めちゃくちゃ印象に残る言葉だな!」と子供ながらに思っておりました。
またタイトルにもサビにも使われている「エキゾチック・ジャパン」という言葉、これも一体何なんでしょうか...?笑メロディと相まって凄まじいインパクトのあるフレーズになっています。
言葉自体に意味はなくて語感で導いた言葉だと思うんですが、ふとしたタイミングでついつい口ずさんでしまいますよね!
楽曲を聴いていくと、タイトルの意味をちょっと理解できるような感じもするのですが、このテーマから「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」というタイトルを思いついたのは凄まじいセンスだなと思います。
何よりこのテーマは郷ひろみさんにしか歌うことができないテーマだと思いますし、流石は大スターですよね。